スパイス コリアンダー

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☆スパイス・ハーブ図鑑☆

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コリアンダー 〔こえんどろ、パクチー、香菜(シャンツァイ)〕
<芳香性スパイス>


コリアンダー


☆特徴☆

コリアンダーはレモンとセージを混ぜたような、
特有の甘い芳香が特徴のスパイスです。

コリアンダーはセリ科の一年草または二年草です。
インド、アメリカ、アルゼンチン、モロッコ、東ヨーロッパ、ロシアなどで
生産されています。

スパイスとして使用されるのは果実の部分です。
この果実を乾燥させたものを使用します。
葉をハーブとして用いることもあります。


☆歴史☆

コリアンダーの原産地は地中海沿岸です。

コリアンダーは紀元前7000年頃のギリシアの遺跡から発見されています。
これがコリアンダーが使用されていた最も古い証拠です。
古代エジプトでも紀元前14世紀に作られた、
ツタンカーメン王の墳墓から発見されています。

日本では927年に書かれた書物「延喜式」に
「胡づい」という名で記載されています。
中国から伝えられたようですが、このときは定着しませんでした。
その後、江戸時代になってポルトガル人から再び伝えられました。
これ以降は薬として使われるようになりました。


☆料理☆

コリアンダーは肉・卵・豆料理によく使用されます。
インド料理ではホール を焙煎してから挽いて使うこともあり ます。
カレー粉やチリパウダーの原料にもなります。

西洋料理では肉などの料理のほか、粉末にしたものをパンや菓子類に使用します。

葉は中華料理をはじめとしてタイ料理、インド料理などにも
広く使われていますが、西洋料理ではほとんど使いません。

薬用としては健胃、駆風、去痰、解毒などの効果があるとされています。

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